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ブロック塀の安全性

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ブロック塀の安全性

2023/02/10

ブロック塀の安全性

海外の話ですが、トルコ・シリア国境近くで大きな地震があり、すでに2万人以上の方が亡くなったとの報道もあります。大変痛ましいことです。

日本も地震大国と言われていますので他人事ではありませんね。このブログでも時々建物の安全性について書いていますが、1981年6月以前に建築確認を取った建物は旧耐震建物と言われており、地震に対する建物の安全性が担保されていない可能性があります。実は建築基準法では建物だけではなく外構・特にブロック塀に関する基準も定められています。例えば、・高さは120㎝までにすること・それを超える場合は3.4mごとに控え壁を設け、2.2mが上限・ブロックの厚みは10㎝以上で高さ2mを超える場合は厚み15㎝以上・9㎜以上の鉄筋が80㎝間隔以下で配筋されていること…など厳しい基準が設けられています。

街中を歩いていると基準を満たしていない怪しい塀をよく見かけます。大きな地震で塀が倒れて人命に被害がでると、民法上の不法行為(土地工作物責任)にも問われかねません。被害が出る前に点検・補修が必要ですね。

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