宅地建物取引士試験
2021/10/22
宅建士になるために
今年の試験は・・・?
不動産取引に欠かせない資格として『宅地建物取引士』の資格があります。人気の高い国家資格ですが、毎年10月第3日曜日に試験が行われ、先日全国で開催されました。
私の知人も数名チャレンジしたのですが、どうだったのでしょうか?毎年17%ほどの合格率ですが、難関試験に合格してもすぐに取引士証がもらえる訳ではありません。宅建業法では、『2年以上の実務経験を有する者、または同等の知識と経験を有する者』と定められており、実務経験が2年以上ない者は国土交通大臣の定める講習(登録実務講習)の終了が必要となります。
毎年主に1月~4月は私も依頼を受け、大阪・京都・草津でこの登録実務講習講師をさせていただいております。2日間にわたる講習は合計12時間・その後の修了試験に合格された方に取引士証を受領できる資格が付与されます。最近は主婦の方や金融機関にお勤めの方々も多く受験され、主に不動産取引実務をされていないこれらの方々が受講されます。金融プロの方々に住宅ローンの仕組みを講義する時などは変な汗💦が流れるのがわかる時があります・・・(笑)。
昨年の合格ラインは38点、今年は35点前後と言われています。私が合格した約25年前は20点台だったと思います。受講される方々とはその後の不動産取引で一緒にお仕事をさせていただく事もあり、私にとっても楽しみな機会となります。
今年の試験合格発表は12月1日(水)です。頑張った皆さんは楽しみですネ!