京都市で『空家税』導入‼

昨日、全国で初めて京都市にて『空き家税』の導入が政府に認められたニュースが飛び込んできました！正式名称は『非居住住宅利活用促進税』といいます。財政が厳しい京都市だからこその明らかな増税ですね。

確かに管理されていない空家は防犯・衛生・景観等様々な問題を引き起こします。それらの活用につながることが期待されているこの『空き家税』ですが、私はなんかしっくり来ないですね。固定資産税の税収が少ない原因は観光都市ならではの厳しい高さ制限による高層分譲マンション建設ができないことなども一因であり、今後安易な増税が全国に広がることを懸念しています。13％を超える空家率も決して低い数字ではないため、仕方がない面もありますが、今後人口減少に伴い相続物件を中心に利用されない空家が増加する可能性もあります。

実際にこの『空き家税』は2026年度以降に導入される見込みだそうですが、早めの準備が肝要です。『京都市地域の空き家相談員』在籍の弊社では、増え続ける空家問題に積極的に取り組んでおり、来たる5月2日（火）伏見区醍醐支所にて開催される京都市主催の『空家相談会』では（このパンフレットは先日自宅に回覧板でも回ってきました（笑））、相談員として皆様からのご相談に対応させていただく予定です。是非ご活用ください。