宅地建物取引士登録実務講習

先日今年の宅地建物取引士試験合格発表がありました。今年の合格点は50問中36点・合格率は17.2％と相変わらずの難関試験で、全国で4万人強の方が合格されました。おめでとうございます！

さて、高額な商品を扱う不動産取引に必須の資格ですが、それだけに試験に合格すれば自動的に免許がもらえる訳ではありません。試験に合格してすでに実務経験が2年以上ある方は免許取得申請ができるのですが、不動産業に携わったことのない主婦や学生・取得推奨されている金融機関にお勤めの方などは2年の実務経験に代わる講義を受講いただき、最終試験に合格することによって初めて免許取得申請をしていただけるのです。講義内容は不動産取引に関する基礎知識が中心となり、2日間で12時間の講義と受講後1時間の試験にチャレンジしていただくというちょっと過酷なものです。

毎年数社でこの講義をさせていただいていますが、今年も写真のようなテキスト資料が送られてきました。通常翌年1月からゴールデンウィーク頃までの講義なのでお正月休みに準備ができるのですが、今年は日程の都合上クリスマスからの講義となり、慌てて準備をしているところです…。12時間しゃべる私もそうですが、聴講する受講生も大変ですね。毎年飽きられないように頑張ってます（笑）。